【車の基礎知識】デファレンシャルとは?

こんにちは、平尾店店長のかおるです!

毎週日曜朝更新
車の基礎知識シリーズ、今回は
「デファレンシャル(差動装置)」について解説していきます!

あまり聞き慣れない名前かもしれませんが
実は車がスムーズに曲がるために絶対に必要な装置です。

■ デファレンシャルって何?

デファレンシャルとは簡単に言うと
 左右のタイヤの回転差を調整する装置です

車がまっすぐ走るときは
左右のタイヤは同じスピードで回転しています。

ですが、カーブでは
・外側のタイヤ → 長い距離
・内側のタイヤ → 短い距離
を走ることになるため

 左右で回転数を変える必要があります

もしデファレンシャルが無いと

・タイヤが滑る
・ハンドルが重くなる
・タイヤの減りが異常に早くなる

といった状態になります。

デフの中には歯車(ギア)が組み合わされており

・直進時 → 同じ回転
・旋回時 → 自動で回転差を作る

という働きをしています。

■ 駆動方式との関係

デファレンシャルは駆動方式によって位置が変わります

・FF車 → 前側にある
・FR車 → 後ろにある
・4WD車 → 前後にある

4WD車の場合は
フロントデフと
リアデフの

2つのデファレンシャルが取り付けられています。

■ デファレンシャルオイルについて

実はデファレンシャルには
専用のオイル(デフオイル)が使用されています。

デファレンシャルの内部には
大きな歯車(リングギアなど)が使われており
常に強い力がかかっています

車に使われている歯車の中でも
特に負荷の大きい部分のひとつです。

そのため
高い潤滑性能・耐圧性能を持つオイル
が必要になります。

車種によって構造は少し異なり
FF車の多くはミッションオイルとデフオイルが共用です

つまり
ミッションオイル交換 = デフオイル交換も

兼ねているケースが多いです。

一方で
・FR車
・4WD車
はデフが独立しているため
専用のデフオイル交換が必要になります

■ オイル交換しないとどうなる?

デフオイルは使用とともに
・潤滑性能の低下
・金属粉の混入
・オイルの劣化

が進みます。

そのまま使い続けると
異音や、燃費悪化、
最悪の場合デフの故障
につながることもあります。

■ 定期交換がおすすめ

エンジンオイルほど知られていませんが
デフオイルも定期交換がおすすめです

特に
・走行距離が多い方
・4WD車
・荷物をよく積む車
・スポーツ走行をする方
は負担が大きくなりやすい部分です。

デファレンシャルは非常に強い力のかかる部分のため、
デフオイル交換時に緩める
オイル排出用のドレンボルト自体に
鉄粉を集めるマグネットが
ついている車種が多いです。

そのため、デフオイル交換時にマグネットも清掃する事で
ドレンボルトの鉄粉回収性能も回復させることが出来ます。

■ まとめ

デファレンシャルとは
車がスムーズに曲がるために
左右のタイヤの回転差を調整する重要な装置です。

車の基礎知識シリーズ
次回は
チェックランプ(警告灯)
について投稿します!

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