【車の基礎知識】 トランスミッションってなに? 役割と種類を解説

こんにちは、平尾店店長のかおるです!
車の基礎知識シリーズ、今回は
トランスミッション(変速機)についてのお話です!
第1回ではエンジンの仕組みについて軽くご紹介しましたが、
実はエンジンだけでは車はスムーズに走ることができません。
そこで重要になるのが、今回のテーマ
トランスミッションです!
トランスミッションの役割を簡単に言うと、
エンジンの力をスピードや走行状況に合わせて調整する装置です。
もしトランスミッションがなければ、
・発進がうまくできない
・スピードが合わない
・燃費が悪くなる
といった問題が出てしまいます。
そこでトランスミッションがギアを切り替えることで、
車がスムーズに走れるように調整しています。

自転車のギアをイメージしてもらうと分かりやすいかもしれません。
・1速など低いギア → 力が強い(発進・坂道向き)
・3速など高いギア → スピード重視(高速走行向き)
例えば常に1速の場合、力を増大してくれるため発進はスムーズに行えますが、
ある程度速度が上がるとペダルが軽すぎて、それ以上スピードが出にくくなります。
逆に常に3速の場合、スピードは出しやすく最高速度は高くなりますが、
発進時などはペダルが重すぎて、動き始めに非常に苦労します。
このように、走行状況に応じて変速を行い、
力を適切にタイヤへ伝える役割をしているのが
トランスミッションです!
トランスミッションには、
自転車のように運転者が状況に合わせて自分で変速を行うMTと、
変速を機械が自動で行ってくれるATがあります。
さらに、実はATにも種類があります。
今回はその中でも特に多い2つをご紹介します。
まず1つ目は、一般的にATと呼ばれるタイプです。
1速、2速といったギアを、車が自動で切り替えてくれます。
2つ目は、CVTと呼ばれるタイプです。
CVTは1速、2速といった段階的なギアがなく、
金属ベルトなどを使って、滑らかに無段階で変速します。
変速のつなぎ目が少なく、常に効率の良い状態で走行しやすいため、
街乗りでの燃費が良いという特徴があります。
そのため、最近の軽自動車やコンパクトカーでは、
CVTが多く採用されています。
一方で、CVTは構造上、高負荷が続く使い方にはあまり向いておらず、
車種や使用状況によってはATと比べて負担がかかりやすい場合もあります。

CVTの変速イラスト
そして、エンジンだけでなく、
トランスミッションにも専用のオイルやフルードが使用されています。

MTの場合は、オイル交換をしていないと
シフトの入りが悪くなるなど、
比較的分かりやすい不調が出ることがあります。
一方で、ATやCVTは自動で変速してくれるため、
普段あまりオイル交換を意識しない方も多いかもしれません。
しかし、ATやCVTは非常に精密な構造をしているため、
実はオイルの状態がとても重要です。
ATFやCVTFが劣化すると、
・変速ショックが大きくなる
・発進時にもたつく
・異音や振動が出る
・最悪の場合、故障につながる
といったトラブルの原因になることがあります。
トランスミッションは、故障すると修理費用が非常に高額になりやすい部品です。
だからこそ、日頃のメンテナンスがとても重要になります!
実際にMTオイルやATFの交換を行ったブログもありますので、
よければそちらも確認してみてください!
次回は、
車の駆動方式についてご紹介します!

