「なんとなく、ハンドルが左にとられる」「タイヤの減りが、早い気がする」
「長く走ったあと、どっと疲れる」——
その「なんとなく」には、ちゃんと理由があります。
タイヤの角度(アライメント)の、ほんの数ミリのズレかもしれません。

  • 手を離すと、車が少しずつ左(右)に寄っていく
  • まっすぐ走っているのに、ハンドルが傾いている
  • タイヤの内側だけ・外側だけが減っている
  • 高速道路で、なんとなく落ち着かない。運転すると疲れる
  • 縁石にぶつけた/事故修理をした/車高を変えた

ひとつでも当てはまったら、一度ご相談ください。

車の下で足回りを調整する診断士
足まわりのボルトをゆるめ、1分単位で角度を詰めていきます

2012年の開業以来、東三河でアライメント調整を専門に手がけてきました。担当するのは、アライメント診断士・畑中 宏之。タイヤと足回り一筋、この道約30年。ふだん使いのお車からスポーツカーまで、一台ずつ向き合ってきました。現在は株式会社ムラタと一緒になり、本店にて営業しています。

ホイールに測定ターゲットを装着したところ
ホイールに測定器を取り付け、いまの角度を1分単位で測ります

アライメントとは、タイヤの角度や位置を、メーカーが設計したとおりに整えること。人にたとえるなら、車の骨格を整える整体のようなものです。骨格の整った体が疲れにくいように、足元の整った車は、まっすぐ走り、まっすぐ止まる——運転のいちばんの基本を、静かに支えてくれます。

実は、新車でもわずかなズレはあります。ズレたまま乗り続けると——

  • タイヤが早く減る(調整で、持ちが倍以上になった例もあります)
  • 燃費がわるくなる
  • 気づかないうちにハンドルを直しつづけて、体が疲れる

月に長い距離を走る方ほど、違いを体感いただけます。

どのくらい細かい世界?

アライメントの角度は「度」のさらに60分の1、「分」という単位で調整します。およそ4分で1ミリ。わずか2〜3ミリのズレでも、毎日乗る方は違いに気づきます。調整すると「誰かがハンドルを真ん中で支えてくれている」ような安定感になります。

「度」の60分の1、「分」の世界で。

本店の工場。ここでアライメントテスターを動かしています

調整を終えたあと、お客様からいただいた言葉です。

新車でも、こんなに変わるんだね

納車されたばかりの新車なのに

走行距離わずか40kmほどの新車。「こんなものかね」と乗られていましたが、測定するとズレがあり、ハンドルもわずかに傾いていました。調整すると——「新車でも、こんなに変わるんだね」。実は、工場から完璧な状態で出てくる車は、めったにありません。

良くなったよ、ありがとう

ご家族の軽自動車。タイヤの持ちが倍以上に

奥様のお買い物とお子さんの送り迎えが中心とのこと。実際に乗る方の体重や使い方まで伺い、その状態に合わせて調整しました。タイヤは3万km以上——以前の倍以上に。後日、ご主人がわざわざ「良くなったよ、ありがとう」と伝えに来てくださいました。軽自動車は車体が軽いぶん、実はいちばん難しいお車です。

高速で安定して、長距離が楽になった

「長距離が疲れる」50代のお客様

クラウンにお乗りの50代のお客様。「なんとなくふわふわして、長距離が疲れる」とのご相談でした。調整後は「高速で安定して、長距離が楽になった」と。別のお客様からは「1時間半ごとに休憩していた長距離を、ノンストップで行けるようになった」というお声も。

どこも悪くないのに、左に流れる

原因はタイヤの「相性」だったことも

同じ銘柄のタイヤでも、じつは一本ずつわずかに個体差があります。「どこも悪くないのに左に流れる」——そんなとき、角度をいじる前に、まずタイヤの位置を入れ替えて様子を確かめることもあります。原因を見極めてから、いちばん負担の少ない方法で。診断士の仕事は、調整を始める前から始まっています。

アライメント測定の作業風景
測定画面を見ながら説明する診断士
リフトアップした車の下で足まわりを調整する様子

測って、調整して、終わり——にはしません。調整のあと、もう一度車を動かして載せ直し、測り直す。それから試運転をして、仕上がりを体で確かめる。じつは、いちばん時間をかけているのは、この「確認」です。

調整より先に、まず伺うこと

そして、調整の前にはじっくりお話を伺います。「左に行く」「ハンドルが傾く」「持っていかれる」——似ているようで、原因はそれぞれ違います。お医者さんの問診と同じで、ここでの見立てが仕上がりを決めます。どなたが、どんなふうに使うお車なのかまで伺って、その方の一台に合わせます。

新車でも必要ですか?

新車でもわずかなズレはあります。気になる症状がなければ急ぐ必要はありませんが、一度測って現状を知っておくと安心です。

どのくらいの頻度でやればいいですか?

2〜3年に1回が目安です。ほかに、タイヤ交換・足回りの修理・事故のあと、車高を変えたときはご相談ください。

時間はどのくらいかかりますか?

お車の状態によります。調整そのものより、そのあとの確認と試運転に時間をかけています。お預かりになる場合もあります。

料金はいくらですか?

お車の状態により異なるため、お電話でお問い合わせください。

  1. ご予約
    お電話でご予約ください。その際、お車の車種と年式をお控えのうえご連絡いただけるとスムーズです。
  2. お話を伺う
    どんなときに、どう感じるか。ふだんの使い方まで伺います。似た症状でも、原因はそれぞれ違います。
  3. 測定
    テスターに載せて、いまの角度を1分単位で測ります。
  4. 調整
    30〜40分ほど。お車の状態によって前後します。
  5. 測り直し
    一度お車を動かして載せ直し、もう一度測ります。
  6. 試運転
    いちばん時間をかけるのが、ここ。仕上がりを体で確かめます。
  7. お引き渡し
    変化を感じていただけたか、ご感想もお聞かせください。

※お車によってはお受けできない場合があります。まずはご相談ください。

走りにこだわる方へ

車高調のセッティング

ここから先は、少しだけ深い話。お付き合いいただける方だけ、どうぞ。

「安定」だけが、正解ではありません

靴下一枚の厚みで、シューズの感覚は変わる——スポーツをされる方なら、うなずいていただけるはずです。車の足元は、それと同じ世界です。

アライメントの基本は、まっすぐ走ること。ただ、走りを組み立てたい方には、その先があります。あえて安定を崩して、回頭性を出す——コーナーで鼻の入りを早くする方向へ振る調整も、ご相談ベースでお受けしています。まずフォーム(基準)を決めてから、どこをどう崩すか。メーカー基準でもディーラー基準でもない、あなたの走りの基準づくりからお手伝いします。

数字の話

アライメントの単位は「度」ではなく「分」——1度の60分の1。およそ4分で1ミリです。メーカーの基準値には幅があり、新車はその幅のどこかに収まっている、というのが実際のところ。

メーカー基準は、いわば「合格ライン」。その幅の中の「どこに置くか」を、乗る方の使い方・荷重・タイヤの特性・車高に合わせて、1ミリ・1分単位で決めていく。長距離でいちばん気になるステアリングセンターも、ここで詰めます。それがセッティングです。

1ミリ・1分の単位で、足まわりを決めていきます

車高調・ホイール——カスタムとあわせて

車高を下げた(上げた)お車は、タイヤの角度が設計から変わります。そのままでは、まっすぐ走らない・タイヤが片減りする原因に。車高調・ダウンサスの取付とあわせたアライメント設定、社外ホイールへの交換とあわせた調整も、まとめてお任せいただけます。

「見た目はこうしたい。でも、ちゃんと走ってほしい」——そのバランスを、一台ずつご相談しながら決めていきます。パーツはお買い求めの前にご相談いただくのがおすすめです(お車との相性や車検適合を、先に確認できます)。

お取り扱いブランド(一例)

テイン
CUSCO(キャロッセ)
共豊コーポレーション
阿部商会
レイズ

※ロゴをクリックすると各メーカーのサイトが開きます。ここに無いブランドもご相談ください。

本店の工場にて

スポーツカーも、どうぞ

足の「答え」が欲しい一台を、これまで数多くお預かりしてきました。測っては試乗し、試乗しては測る。納得のいくところまで。遠方から通ってくださる方がいるのが、静かな自慢です

ご相談は、お車の仕様(車種・年式・車高・ホイール)を添えて
0533-74-3593(本店 整備直通)